私が住んでいる各務原市では人口が減少している。
そこで、人口の減少を抑えるための方法を考える。
各務原市に関するデータをいくつか集めた。
2010年の145604人をピークに人口が減少しており、2040年では125372人となっている。
現在の人口減少のペースは緩やかなものであるが、20年後には人口が約15%減少することになる。
人口が減少しているのに対し、世帯数は増加している。
1世帯当たりの人口が減少している。
岐阜県では多くの市町村において夜間人口が昼間人口を上回っている。
各務原市も夜間人口が昼間人口を上回っており、ベッドタウンの機能を果たしていることがわかる。
各務原市における昼間の流出入者(通勤・通学による)の変化を表したもの。
各務原市の人口の内約25%の人が通勤や通学で市外に出ている。
流入者は増加傾向、流出者は減少傾向にある。
各務原市の第一次産業就業者数と各産業の就業者の割合をまとめたもの。
第一次産業就業者の割合はほとんど変化がないが、第一次産業就業者数は年々減少している。
各務原市の耕作放棄地率を岐阜県平均、全国平均と比較したもの。
各務原市の耕作放棄地率は県平均や全国平均と比べて高い。
また、2010年は2005年と比べて耕作放棄地率が高くなっている。
各務原市の耕地面積の変化を示したもの。
各務原市の耕地面積は、耕作放棄地率が高くなっていることからもわかるように減少している。
2005年からの10年で50ha減少している。
各務原市は岐阜市や名古屋市のベッドタウンであり、住宅需要は減少していない。
しかし、1世帯当たりの人口が減少しており、世帯数の増加に対して人口が増加しない。
より多くの家を建てることで人を集めることができると考える。
現在各務原市では第一次産業就業者数が減少しており、それに伴い耕地面積が減少している。
この10年で減少した50haの耕地をすべて住宅用にすると、3000件の住宅を建てることができる。(1件50坪として計算)
そこで、農業をやめるなどして土地が不要になった人と、家を建てるために土地が欲しい人をマッチングする仕組みを作る。
土地の売買を簡単にすることでより多くの家を建てることを目指す。